アクセラレータ
キーボードショートカットを定義します。
アクセラレータは、複数の修飾キーと1つのキーコードを`+`文字で組み合わせた文字列で、アプリケーション全体でキーボードショートカットを定義するために使用されます。アクセラレータは大文字と小文字を区別しません。
例
- CommandOrControl+A
- CommandOrControl+Shift+Z
ショートカットは、globalShortcut モジュールで register メソッドを使用して登録されます。例:
const { app, globalShortcut } = require('electron')
app.whenReady().then(() => {
  // Register a 'CommandOrControl+Y' shortcut listener.
  globalShortcut.register('CommandOrControl+Y', () => {
    // Do stuff when Y and either Command/Control is pressed.
  })
})
プラットフォームに関する注意
LinuxとWindowsでは、`Command`キーは効果がないため、macOSでは`Command`、LinuxとWindowsでは`Control`を表す`CommandOrControl`を使用して、アクセラレータを定義します。
`Option`の代わりに`Alt`を使用してください。`Option`キーはmacOSにのみ存在しますが、`Alt`キーはすべてのプラットフォームで使用できます。
`Super`(または`Meta`)キーは、WindowsとLinuxでは`Windows`キー、macOSでは`Cmd`キーにマップされます。
使用可能な修飾キー
- Command(または略して- Cmd)
- Control(または略して- Ctrl)
- CommandOrControl(または略して- CmdOrCtrl)
- Alt
- Option
- AltGr
- Shift
- Super
- Meta
使用可能なキーコード
- 0から- 9
- Aから- Z
- F1から- F24
- 様々な句読点: ),!,@,#,$,%,^,&,*,(,:,;,:,+,=,<,,,_,-,>,.,?,/,~,`,{,],[,|,\,},"
- Plus (プラス記号)
- Space (スペース)
- Tab (タブ)
- Capslock (キャップスロック)
- Numlock (ナムロック)
- Scrolllock (スクロールロック)
- Backspace (バックスペース)
- Delete (デリート)
- Insert (インサート)
- Return(またはエイリアスとして- Enter)
- Up,- Down,- Left,- Right(上下左右)
- Home,- End(ホーム、エンド)
- PageUp,- PageDown(ページアップ、ページダウン)
- Escape(または略して- Esc)
- VolumeUp,- VolumeDown,- VolumeMute(音量アップ、音量ダウン、ミュート)
- MediaNextTrack,- MediaPreviousTrack,- MediaStop,- MediaPlayPause(次のトラック、前のトラック、停止、再生/一時停止)
- PrintScreen (プリントスクリーン)
- テンキー
- num0-- num9
- numdec- 小数点キー
- numadd- テンキーの- +キー
- numsub- テンキーの- -キー
- nummult- テンキーの- *キー
- numdiv- テンキーの- ÷キー